ピクルスの話

ピクルスの歴史

美味しくて栄養価も高いピクルス。
日本では胡瓜を思い出しますが、胡瓜はアメリカ、ヨーロッパでは玉ねぎをピクルスにすることが多いようです。
他にもニンジン、ピーマン、ゆで卵やソーセージなどを漬け込んだものもあります。
多彩な食材を使って楽しめるピクルスにはどんな歴史があるのでしょうか。
ピクルスに使用するお酢は紀元前5000年ころにはあったようです。
そして紀元前2000年ころにはメソポタミア南部でピクルスが作られはじめ、野菜の収穫量の少ない冬は栄養価の高い保存食として重宝したようです。
その後、ヨーロッパやアメリカへ伝わり、欧米では肉料理・魚料理やチーズなどとの相性が良かったため、広まったようです。
一方、我が国日本で一般的にお酢が使われるようになったのは江戸時代とされており、日本で酢漬けと言えば「らっきょう」を思い浮かべられる方が多いと思いますが、これは日本を代表するピクルスです。